訪問看護が2種類あることを知っていますか?
お恥ずかしながら私は訪問看護へ転職するまで知りませんでした。
表を用いて分かりやすく、簡単にここだけ押さえていればとりあえずOK
なことをまとめています。
まず、訪問看護を提供できる機関は
②病院・診療所
の2つです
この②の病院・診療所が提供する訪問看護が
みなし訪問看護と称されます。
双方の違いを説明する前に、何故みなしと言うのか?を説明します。
介護保険サービスを行うには、介護保険法に基づいて介護保険事業者として
都道府県知事の指定(認定)を受ける必要があります。
ですが、病院や診療所の医療機関として指定、又は許可されている場合、
介護保険法による医療系サービスの事業者として、指定をされたものとみなされます。
→これをみなし指定と呼びます。
そもそも医療機関なので、すでに許可がおりてるよ
何故みなしと呼ばれているのかが分かった所で
訪問看護ステーションとみなし訪問看護の違いを説明します。
1.人員数・リハビリ提供・管理者の設置による違いについて
みなし訪問看護は病院や診療所の中で訪問看護部門があったり、外来の人が兼任して訪問しているのが多い印象です。
訪問看護ステーションではリハビリテーションを提供できるのも大きな違いですね。
私のステーションでも理学・作業療法士の方がおり、積極的にリハビリテーションも行っております。
2.利用者受け入れ範囲について
みなし訪問看護は病院・診療所で診療を受けている利用者のみが対象です。
あくまでも「医療機関」の一環としてサービスを提供しているよ
3.報酬(利用料金)の違いについて
訪問看護は医療保険・介護保険で介入するかで大きく料金は変わってきますが、ここでは基本的な介護保険のみご紹介します。
訪問看護は看護を提供する ”時間” によって単位が変動していきます。
こちらは介護認定にて要介護(1~5)がついた方に対しての基本報酬
(単位=売上)
こちらは介護認定にて支援(1~2)がついた方の介護予防訪問の場合
※2021年度介護報酬改定参照
訪問看護ステーションの方が単位数が高く設定されています。
(単位数が高い程、売り上げが高い)
結構差がありますね!
いかがでしたか?なんとなく違いが理解できたでしょうか。
これらを踏まえて次回は訪問看護ステーションとみなし訪問看護の
メリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
↓訪問看護への転職を考えている方は次の記事も参照していただけると幸いです↓
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